Amazonのオススメに「昇圧回路」(イグニッションブースター)なるものが出ているのに気がついた。
少し気になったり、ならなかったりが数ヶ月続く。
要はイグニンションコイルへの一次電圧を12V→16Vに変圧してしまおうという物らしい。
只でさえ電力に不安が残るVmaxには無縁のような気がしていた。
現況把握だけはしておこうとイグニッションへの一次電圧を調べてみると11.8V位。
十分な電圧が確保出来ていると思う。
が、「11.8Vが16Vになると燃焼効率は上がるよな~」なんて気になり始めた。
工作費10,000円くらいで済みそうなので作ってみた。
いきなり結論だが、オススメできない結果になった。
そもそもイグニッションコイルは16Vに耐えられる様に出来ているのか?
って事も有るのだけれど、Vmax特有の問題でオススメできないと言わせてもらおう。
【理由】
・イグニッションコイルが4個ある。
・バッテリーに負担がすこぶるかかる。
一般的な4気筒のバイクはイグニッションコイルが2個だと思う。
Vmaxは4個もあるので電力を使いまくる。
なんならエンジンを掛けてしばらくは、発電する電気より消費するほうが多いと来たもんだ。
電圧計を付けているので数値で現れるので逆にオドオドしてしまう。
エンジン始動前が13V位だとするとエンジン始動後は11.8V位まで数値は下がる。
グリップヒーターを使用しても失火まではいかないが精神衛生上よろしくない。
この上、ファンまで回ったらと冷や汗ものでありんす。
(ファンが回ったけど一応平気でした)
もちろんメリットも有った
・16V化したグリップヒーターはとても暖かい!
・飛ぶ火花の質が変わった(プラグチェッカー上)
12vの火花
16Vの火花
火花が太くなっている!!
体感できる程の変化が感じられないのは俺が鈍感だからだろうか?
まるっと一日ハーネスと格闘したので取外すのも悔しいが火花の質が変わったはずなのに体感できないのは、俺が鈍感というよりVmaxが割と正常に近い状態だからだと思いたい。
ギボシ一箇所の抜きけばで12V化出来るので、もう少し検証してみたいと思う。
■追記
結局、取り外しました。