「バイク乗りも人間です。」 ~Vmax編~

憧れたVmaxでのリターンライダーの忘備録

Vmax 「スタータクラッチ交換」Vmax 

 

はぁ~

「カラカラ、カラカラ空回り~♪」

 

セルを回せど

「ヒュ~ルリ~ララ~♪」

 

実際に、こんな音がしてました(笑)

スタータークラッチが御臨終。

チーン…

 

 

 

 

走行距離20,000マイルを節目に上記の症状が出ました。

そう考えると「海底2万哩」って凄い事なんだと感心しました。

 

以下は私の忘備録でしかないので写真も無いし参考にならないと思います。

 

 

VMAXのスタータークラッチは持病と考え、いずれ訪れると思っておりました。

 

初期症状として、よく耳にするのは

セルを回すと「ガラガラ」や「ガッキーン」とヤバい音がし始める等だろう。

 

私の場合は、突然訪れた。

少なくとも私はその時、そう感じたのだ。

※直ってみると、これは間違いだとわかった。

 

 

初期症状としての「ガラガラ」や「ガッキ~ン」はたまに有るが冬場に2~3回だった。

いきなり訪れたその症状は、セルを回しても「ヒュ~ん」と空回りするだけである。

覚悟していた大きな音と裏腹に静かなもんである。

 

ただセルでエンジンがかけられないのは変わらない。

いつか、こんな日が来ると思っていたが300kgの押しがけ.....

 

「ふ~ん!!」

 

「ぬ~ん!!」

 

「どぅや~!!」

 

「ドルン!!!!」 

 

 

一回でかかってくれてよかった。

フラフラである。

もう一回押しがけをさせられたら転ぶ自信がある。

 

 

 

さてさて修理はせねばならぬ。

自分でやってみたい気もするが、定期的に分解メンテナンスする部位でも無い。

そして何より 神の右手「ライトアーム」さんにお願いすれば安心である。

 

 

 

さっそく「ライトアーム」さんに予約を入れさせて頂いた。

 

もう一度押しがけをして、「ライトアーム」へ預けに行った。

翌日には直ってた。

早っ!!

 

 

 

スタータークラッチの故障はベイカーズさん(ライトアーム)のブログで登場頻度が高い。

 

 

私の症状はと言うと...

スタータークラッチが割れていました...

 ヒビが入り、円盤(スタータークラッチ)がクランクを押さえつける事が出来ない状態でした。

 

 

ジェネレーターもキチンと発電できなかったのだろう。

ここ最近は電圧が低かった。

※直った後は発電量も安定したので、電圧が安定しない時はスタータークラッチの異常も視野に入れて良さそうだ。

 

 

 

自分の感覚では急におかしくなったと感じたが、以前からおかしかったようだ。

今まで1日の始まりはチョークを当たり前のように引いてスタートしていた。

ライトアーム 退院後は「キュっ」、「ボン」だ。

 

「キュルル」、「ボン」ではなく

「キュっ」、「ボン」なのである。

 

 

 

 

正常に戻って思う事はいつも同じだ。

 

 

機械が正常に動く。

当たり前の事が凄く尊い

 

 

 

 

当たり前の日常は本当に尊い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「節目」

 

人生には節目があると思う。

 

入学や結婚などの節目。

二十歳や還暦、米寿などの節目。

 

バイクにも節目ってあると思う。

マフラー交換やホイール交換などの節目。

オドメーター1000kmジャスト記念や7777km記念などの節目。

 

自分は、その瞬間を目にした事がありませんでした。

ついこないだまではね。

 

ふとメーターに目をやると20,000マイル手前。

きっと次に気がついた時は20,000マイルを超えちゃってるんだろうな〜。

 

じゃ、今の走行距離を写真に残しておきますか!

 

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19,998.2マイルってところかしら。

 

 

この後、やっぱり忘れてたのよ。

でも人生初の切り番?ゲット‼︎

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祝20,000マイル‼︎

約32,000km‼︎

 

人生で例えると30歳とかの節目になるのかな〜

感慨深いですね…

 

 

 

 

20,000マイルを写真に収められた理由も感慨深くてですね。

スタータークラッチが空転しちゃってね…

押しがけしてたのよ^^;

 

こいつは盲腸や親知らずみたいな…

あんまり嬉しくない節目なんかね〜

 

 

人間と一緒でドッグ入してきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「磨いてみた」 Vmaxのダミーダクト

今回は、Vmaxの象徴のひとつダミーダクトを磨いた記録です!!

 

前回塗装したのとは別に、ヤフオクにて落札してあったダミーダクトを磨いていきます!!

 

 

 

 

①元の姿

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腐食が全面に広がっております....

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アップでみるとこんな感じ



②グラインダーで腐食を磨いていきます。

 今回の為にグラインダーを購入したのでバリバリいきます!!

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あっという間に腐食が落ちました!!

 

③グラインダーで付けた傷をペーパーで整えます。

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グラインダーの傷を消すのが一番苦労しました...

*1

 

この時は耐水ペーパーを#80~#2000まで順番に、地道に研磨していきました。

途中投入の3Mのスポンジ研磨材がとても良い仕事をしてくれます。

ペーパーでは傷がついてしまうような曲線部もやさしくカバーしてくれます。

また手のひらサイズよりチョイ大き目で作業が大きく捗ります。

チョッと値は張りますが、金属磨きをするのであれば買っておいて損は無いと思います。

 

 

④ペーパーとコンパウンドでひたすら磨きます。

大きな磨き傷が消えた後は磨きます。

ただひたすら磨きます。

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この辺はスポンジ研磨材を使ってます

 

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この辺りからピカールコンパウンドを使用しています。

 

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磨き傷が見えますが続行します

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この辺でやめました

 

 

 

【総括】

初めてディスクグラインダーで研磨をしてみました。

見事に腐食が消えていく反面、後に残る傷も作ってしまいました。

 

慣れれば便利だと思いますが、手作業だけで仕上げた方が良かったかもしれません。

 

アルミそのものなので、割とすぐにくすんできます。

ピカールやホワイトダイヤモンドなので月一ではメンテナンスが必要です。

 

磨いたダミーダクトを装着してみて、ブラック塗装のほうが好みの様な気もしています。

 

苦労した分、愛着があるのでしょうね。

この作業から一年、磨いたダクトを使用し続けています。

 

 

仕上げに定番の青棒も使ってみました。

感想はピカールやホワイトダイヤモンドよりも青棒の方がギラギラした仕上がりになります。

ただグラインダーの音も大きいのでメンテナンスはホワイトダイヤモンドで済ませています。

 

金属磨きはどの辺で満足するか。

どのように維持をしていくか。

コレが難しいな~と実感した作業でした。

 

 

 

 

最後にビフォーアフター

※アフターは日没になってしまったので参考程度に

 

 

 

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ダクト ブラック

 

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ダクト バフがけ

 

 

*1:傷だけでなく削り過ぎなどで歪んでしまったので地道な作業が数時間必要になりました。