冬にもキャンプをしたいと調べてみた。
キャンプ道具という訳では無いけど「ハクキンカイロ」という言葉が出て来る事が多い。
ハクキンカイロとは何だろうと調べてみた。
昔、祖父が使っていた見覚えのあるカイロの事だった。
残念ながら祖父の使用していたカイロは残っていないがベンジンを入れて使用していた記憶はある。
ベンジンを本体に入れ火を使っていた記憶がある。
だからなのか今の今までベンジンを燃やしながら使う、少々デンジャラスなカイロだと思っていたが違うようだ。
どうやら化学反応を利用して温めているのでベンジンを燃やしている訳ではないらしい。
それにしても、SINCE1923と有る事から1923年には販売されていらのだと思う。
1世紀も前の発明品が今も存在している事に驚くとともに愛好家がいると言う事には意味があるのだろう。
で、買ってみた。
本体にベンジンを入れ、火口と言う部分をライターで温める。
次第に温かくなってきたカイロを腰に差してみる。
中々良い!!
説明が難しいのだが、温かさの質が違う。
質と言われても分かりにくいと思うが「ストーブ」と、「こたつ」 と言えば何となくお分かり頂けるだろうか。
本当はダメなのだろうが、布団の中に入れておくと布団の中が「こたつ」のようだ。
あくまで部分的にではあるが使い捨てカイロでは、こういう温かさにはならないと思う。
使い初めに燃料補給という儀式が必要だが、自分は儀式と言うのは嫌いではない。
先人たちの知恵には脱帽である。