何故か気温が下がるとブレーキ廻りをメンテナンスしたくありませんか?
温かい時期にやっておけばよいのに寒くなってから水と寒さとに耐えて清掃したくなります。
清掃前にパチリ
年一では清掃していますが結構汚れてます。
台所用洗剤にジャブンします。
ナイロンブラシと2000番のペーパーで汚れを落とします。
洗浄後
ピストンにはシリコンオイルを薄く塗り、もみ出しを行ないました。
ピンには万能グリスを、パッドにはパッドグリスを薄塗り。
オーバーホールまでの作業ではありませんが、効果は顕著に表れます。
徐々に汚れていき、こんなもんかと思っていたブレーキのタッチが良くなり、にやけてしまいます。
最後は各部をトルクレンチで締めて完了です。
・作業時間 約2時間
・走行距離 19,108マイル
【備考】
写真に残せばよかったのですが結構な汚水が出来上がります。
汚水は側溝などには流さず、トイレに流しました。
我家周辺は【雨水分流式】という地域になります。
【下水】と【雨水】は別々の処理がなされます。
側溝に流れた水は サワガニや蛍が生息する場所に流れつきます。
洗車もたまにはしたいと思いますが、コイン洗車場など適切な汚水処理がなされているところに行っています。
普段、排気ガスをまき散らかしているので出来る事はやっていきたいと思います。
【今回使った道具】
前回のキャリパー清掃の際に少々辛かったので工具を幾つか揃えてみました。
・ピストン取外し工具
ロッキングプライヤーの機能が付いており、思いの外使いやすかったです。
ただピストンを内側から押さえる為、ピストン裏に擦り傷が出来てしまいます。
ピストンを抑え込んだりするツール
無くても足りるかもしれませんがパッド交換の際にも使えます。
もみ出しの際に割と楽になりました。
言わずもがなトルク管理の必需品
今回はニードルタイプを初めて使ってみました。
普段、プレセットタイプを使っていたのでドキドキしましたが針の動きを確認しながらのトルク管理は新鮮でした。
プレセットタイプで対応できないトルク管理の際に、使いたいと思います。